障がい特性に応じた工夫
障がい特性に応じた業務プロセスの工夫および従業員一人ひとりにマッチした職場定着支援等を行っています。
知的障がい者
知的障がいがある従業員には、わかりやすい業務指示やマニュアルの作成、道具の開発・活用、業務プロセスの見直し等の工夫をしています。
業務の細分化による工夫
メールサービスでは、業務内容を難易度別に細分化し(約40作業)、どの従業員がどの業務までできるかを評価しています。新入社員には簡単な業務から従事させ、徐々にできる業務を増やしていきます。知的障がいがある従業員の中にも、全ての作業が出来る人が何人も育っています。
用土ポット入れ作業の工夫
ポットに一定量の用土を入れる作業は、手作業で根気を要する作業です。人によっては土の量のムラや完成出来る量にバラツキがありました。
花苗用のポットに素早く均等に土を入れるための装置を開発しました。誰が作業しても一定の品質でスピードよく作業できるようになりました。

この工夫により、手作業の場合は、1日100トレーしか出来なかった作業が、1日130トレー出来るようになりました。さらに、品質(用土量等)の均一化も実現しました。
配合作業の工夫
数量を量るのが苦手な者もいるため、肥料の配合等、作業しやすいように、肥料や土の量を数値(立方メートル)ではなく、バケツで何杯という表現に置き換え、作業できるようにしています。
精神障がい者
職場実習による業務マッチング
精神障がい者は、特にストレスに配慮する必要があるため、いくつかの職場実習を行ない、仕事面・対人面での適応が期待できる職場に配属するという、マッチングを大切にしています。
勤務時間のステップアップ
精神障がい者の「疲れやすい」という特性に配慮し、雇用開始時には1日4時間、次に1日6時間、最終的に1日7時間40分のフルタイム勤務へと移行するなど段階的に勤務時間を延長し、スムーズな職場定着を支援しています。
身体障がい者
障がい適性を考慮した業務付与
身体障がいがある従業員が働きやすいよう、障がいの特性に応じた業務付与をしています。
例えば、聴覚障がいがある従業員は大きな機械音が発生する印刷業務に、視覚障がいがある従業員はマッサージ業務に従事しています。
また、業務に従事する際は、障がいを補助する設備を導入し、職場環境の整備を併せて行っています。例えば、視覚障がいがある従業員への情報提供を容易にするため、
本や雑誌などの活字をパソコンで閲覧・加工できるテキストに変換する機器を導入のほか、視覚障がい者向けの補助具である拡大読書器も設置しています。
